ダイワハウス CM 「ベトナムにも」篇 役所広司 古田新太 夏木マリ

2013年1月6日日曜日

気になるCM

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ダイワハウス60秒長尺CM 「ベトナムにも」篇

正月。珍しく今年はテレビを見る機会が多いのですが、今更ながら、正月に合わせて新しいCMを作る企業が多いことに気付かされます。その中で、60秒にもかかわらず何度もリーチしてたのがこのCM。



たまたま何度かリーチしましたが、一度見ただけでも思わず見入ってしまうのは、今までのダイワニャンシリーズなどと変わりません。
CMの舞台はベトナムです。大和ハウスがベトナム・ホーチミン市近郊に、日系企業がアジアの拠点にできるようにと考えられた工業団地を建設していることをテーマにしています。
今回の監督役は新キャスティングの古田新太さん。自信満々に演技する役所さんに、笑顔でカット!と声をかけますが、横にいる謎の女性(夏木マリさん)から耳打ちされた監督は、いちいち演技に注文をつけるようになり、役所さんも怪訝な様子。謎の女性とは、監督のお母さんだったのです。すっかり母親の言いなりになっている監督は、最後には、全員仰天な演出を役所さんに指示するのでした。

古田さんが最後に踊るダンスの振り付けは、数々のCMや舞台の振り付けで有名な振付家の香瑠鼓(カオルコ)さん。
テンポが早く難易度の高いダンスを、古田さんは短時間で完璧にマスターし、キレのよい動きを披露してくださいました。

CM撮影のため、スタジオ内にベトナムの街を再現しました。監督や役所さんの登場する場面の周囲を囲む様に露店をつくり、足元のアスファルトのデコボコも精巧に制作。現地で揃えた店の軒先の椅子など多くの小道具も、ベトナムの雰囲気を出すのに大きく貢献しています。

計算しつくされたエンターテインメントとメッセージ伝達の両立

一連のシリーズCMであることを踏まえた60秒のストーリーの中で、ベトナム進出の目的をさりげなく触れつつ、肝心の「ベトナムにも」のメッセージは計算された連呼型、ロケと思いきやおそらく本物のベトナム以上に作りこまれた素晴らしい美術(エキストラ含む)と照明、ベトナムっぽいのかどうかよくわからないが兎に角印象に残り全体の見せ場にもなっている音楽と踊り、そして古田・夏木という新キャステイングと演技。
いずれも完成度が高い、クライアント・視聴者とも満足するCMではないかと思います。

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