保険商品を比較できる代理店が急増する一方で、セールスレディが減っている理由

2013年1月9日水曜日

節約ライフハック

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複数の保険会社の商品を比較できる「保険代理店」が急増

最近気になったニュース。正月にボケっと見ていたNHKニュースより、保険代理店が急増という話。

家計の支出を見直したいという消費者の意向を取り込もうと、さまざまな保険会社の商品を比べながら検討できる「保険代理店」が全国で急速に増えています。

複数の保険会社の商品を比較できる「保険代理店」のうち、現在、350店舗を展開している「ほけんの窓口グループ」は、ことし6月までに店舗を480店に増やす計画です。
このほか、「保険クリニック」や「保険見直し本舗」は、いずれも年内に20店舗程度増やして180店舗以上にする予定で、「みつばち保険ファーム」も来年3月までに店舗を今の2倍以上に当たる300店舗に増やす計画です。
保険業界では、今も営業職員による対面販売が主流ですが、結婚や子どもが生まれるといった節目に保険を見直そうという消費者は多いということです。
こうした保険代理店では、30社以上の保険会社の商品を取り扱うとともに、多くが無料で相談に応じることで、需要に応えようとしています。
「ほけんの窓口グループ」の岡本有加広報担当部長は「家や車を買うときのように家族やライフプランに合わせて保険の内容を比較して加入したいというニーズは高まっており、専門家が一緒に考えてアドバイスをしていきたい」と話しています。

「義理・人情・プレゼント」GNP営業の終焉

最近ショッピングモールとかに多いアレですが、店舗が出始めた当初は、誰がわざわざ保険を買いに店に行くのか?飛んで火にいるナントカじゃんよ、と相当疑問に思ったものです。
かつては保険といえば、会社のフロアをアメ・ガム・TVガイドを配りながら巡回する、ニッセイのおばちゃんはじめとするセールスレディにしつこく勧誘されて「入らされる」のがある意味常識でした。

しかし、企業のセキュリティが厳しい昨今では、さすがのおばちゃんも容易に会社への侵入を許されず、かつ昔のような「義理・人情・プレゼント」の「GNP」で契約させるのはイカンということから、おばちゃんといえども複雑な保険商品をちゃんと説明しなければならず、かたやネット通販のようなやっすい保険も台頭したりしていて、職域営業は減少の一途をたどっているようです。
そういう環境下では、入る方も「入らされる」機会を失っていたりして、いいんだか悪いんだかわかりませんが、保険代理店のニーズが高まってるのだと思います。

保険選びは難しくても人任せではダメ

生命保険は、とかく若い時分は商品関与度が低く、よくも悪くも押し付けるくらいのことでないと購入に踏み切れないものです。
自社商品だけでなく、多くの生命保険会社の商品を比べて(といっても系列やKBとかはあると思うけど)提案してくれるっていうのは、一見価格コムみたいでありがたいとは思いますが、代理店が購入のきっかけを与えてくれるワケではなく、またホントに能動的に購入しようと思ったら、本来は保険の前に、勤務先の福利厚生や公的保障制度とかを自分で勉強しなければなりません。
保険代理店に勤務先の福利厚生を聞いても仕方がないので、ホントは職域営業のおばちゃんが総務に取材するなりして、そういうことを含めて提案してくれると付加価値が高いのになーとか思います。
でもコレ企業によっては、福利厚生と公的保障だけで保険不要ってこともありうるので、おばちゃん的にはわかってて敢えて教えてくれないのかもしれないね。

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