【お得にリフォーム!】外壁塗装と太陽光発電の設置工事を一度にやってみた

2015年11月28日土曜日

節約ライフハック

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太陽光発電と外壁塗装の足場を共用するとどのくらい得になるのか?

外壁塗装の足場を組むついでに太陽光発電を設置

我が家は、自宅の屋根に太陽光発電を導入してます。
設置後もう2年が経過しました。
厳密にいえば、外壁塗装の足場を組むついでに太陽光発電をやってみて、2年が経過したってことになります。




ということで、太陽光発電の設置と外壁塗装をメインとしたリフォームと、それに合わせて住宅ローンの借換えをやってみたんですが、どんな経緯で何を採用した結果、リフォーム代・金利・電気代・ガス代それぞれどのくらい安くなったのかを振り返ってみる節約シリーズです。

メーカーや業者の選定から、金融機関との交渉内容、またどのくらいの節約効果があったのかなど、少しでも参考になるように、実際の体験談とできるだけ具体的な数字とで整理していきたいと思います。
お伝えできるポイントとしては概ねこんな感じ↓かと思います。
  • どんなリフォームをして費用はどのくらいかかったのか?
  • 太陽光発電と外壁塗装の足場を共用するとどのくらい得になるのか?
  • リフォームローンの金利はどこで借りると一番低いのか?
  • 住宅ローンの借り換えの際に注意すべきことは?
  • 借り換えメリットと太陽光の収益でリフォーム費用と金利はどこまで吸収できるのか?     

太陽光発電導入のきっかけはエネファーム

当初は、太陽光発電はイニシャルコストが高すぎるというイメージがあり、なかなか本格的に検討する気になれませんでした。
態度変容のきっかけはエネファーム。
新築時に買ったガスコンロもそろそろ替え時かってことで、近所のガス器具販売店の展示会を見に行った時に目についたのが電気ウナギイヌCMのエネファームでありました。


説明を聞くと、電気代が高い家はかなり効果があるらしく、さらに太陽光発電とセットでダブル発電にすると電気代ゼロもあり得るみたいな。
当時高すぎる電気代に悩んでいたこともあり、じゃあ一応見積だけでも聞いてみるかってことで、今の電気代を伝えて太陽光とあわせて見積をもらってみました。

家庭用のコージェネレーションシステム「エネファーム」

導入するかどうかはともかくとして、ガスと空気から電気と熱をつくるという一石二鳥な感じと送電ロスがないという仕組みは面白く、ホントに普及したら世の中的にはよいシステムだと思います。
家庭内の電気やガスの利用パターンを記憶して、省エネ効率のよい時間帯に発電するらしいのですが、太陽光発電と組み合わたダブル発電であれば、エネファームで作った電気が優先して使われるため、太陽光で作った電気はまるまる売電できて儲かる!のだそうです。
お店の人の話では、毎日風呂を貯める家であれば、それなりの発電が可能となるとのことでしたが、導入した人のクチコミによると、思うように運転されない(=効率よく発電できるような時間帯にお湯をつくってくれない)こともあるみたい。
んで、見積をもらったのですが、エネファーム単体の場合の電気代+ガス代の節約メリットは年間7万円くらいで、この数字は悪くないらしいのですが、給湯器なので寿命が10年程度で、補助金をもらっても導入時のイニシャルコスト分の元をとるにはかなり難しいってことで、まだ時期尚早と断念しました。
具体的には本体や工事価格が200万くらいで、補助金やメリットを差し引いても80万くらい足がでるような計算であったかと思います。
太陽光くらいにコストが落ちて、且つ発電性能が更に上がればも一回考えてもよいかなと思います。

高すぎる電気代の原因は?

太陽光発電に向いた屋根形状と方角

エネファームは時期尚早ということで採用を見送りましたが、同時に見積をとった太陽光発電については考えていた以上に低廉化と発電効率が進んでおり、ここはひとつ本気で考えてみますかということに相成りました。

ここで太陽光発電の飛び込みセールスが多い我が家のコンディションを紹介。
まずは立地と屋根形状から。

建坪は約18坪で総2階、東南の角地で方角的には真南。
影を落とす障害物はなく、日当たりは良好といえます。
建築当初、太陽光発電を意図したわけではないのですが、デザイン的に切妻屋根がカッケーかと思い、そのようにした結果、ウサギ小屋ながら南面が5寸勾配 8m×4.5mの屋根面積となりました。
業者の方は皆同じように3kw以下だったらやる意味ない的なことを言われますが、どうやらそれはクリアできそうな感じ。
つーか、パネルの大きさだけで見ると、各社見積以上にもっと載るんではないの?とか素人的には思ってしまいますが。
ということでセールスマンの目利き通り、そもそも太陽光発電には向いた環境ではありました。

異常に高い電気代

コンディションの2つ目。
(※劇的ビフォーアフター風に読んでいただければw)我が家の課題は高すぎる電気代でした。

子供の成長とともに電気代は年を経るごとにあきらかに上昇傾向。
検討時直近1年の月平均額は18,282円。
でんき家計簿で見ると、冬場は20,000円を超えており、1月がピークでなんと27,018円。
周りの話を聞くと、10,000円もいかないよ、なんて家が多く、なにゆえウチだけこんなに高いのかというのが悩みでありました。
震災後、電気料金そのものがじわじわ上がっていることもあるとは思いますが、相対的に高いというのはおかしい。
漏電でもしてるんじゃないかと疑いたくなります。
電気を異常に消費する犯人と思われるのはプラズマテレビ。
パナソニックが撤退を表明したまさにそれ。
消費電力が測定できるワットチェッカーなるものを購入して測ってみると、待機電力だけで30W、視聴時には300wをマークします。
購入当時安かったので選んだけど、この電気代を考えると高くても省電力の液晶を選べばよかった、と後悔の日々でありました。


外壁塗装の足場を太陽光設置にも使いたい

そして、コンディションの3つ目として、外壁のサイディングの色あせ問題がありました。
太陽光発電と同様に増えてきたのが、外壁塗装の飛び込みセールスでした。
築9年、屋根は瓦なので問題ありませんが、外壁は新築時と比べると白い部分がところどころで目立つようになってきており、業者から見るともう塗り替え時期ってことで恰好のターゲットになってるみたいです。
外壁の塗り替えはマストでやんなきゃいけないわけで、どうせ足場を組むなら、電気代で元が取れる前提で太陽光も一緒につけちゃうか、という考えに至り、リフォーム業者を通して太陽光発電と外壁塗装の見積を取り寄せることにしたわけです。

太陽光パネルメーカー4社に見積をとってみた

価格と発電量のバランス良くも発電モニターがダサい京セラ

太陽光発電の見積は4メーカー分もらいました。
京セラ、シャープ、東芝、ノーリツです。

まずは京セラ。
多結晶のモジュールで3.31kwで140万円弱、ネットでよく比較されてるkw単価で約42万円です。
シミュレーションによると、年間発電量は3,482kwh/年で、節約電気料金は約126,000円。
多結晶は、単結晶と比べて発電量は劣りますが、価格が安い、劣化が少ない、のだそうです。
発電モニターのデザインがダサいのは仕方がないとして、価格と発電量のバランス的には、京セラが一番いいのではないかと最初は思ってました。


しかし、発電モニターって、気にして見るのって最初だけのような気がして、しかもそのうちiPadとかのタブレットで代用できるようになりそうな気がして、わざわざこの高い専用端末を買う必要があるのかってちょっと思ったりします。

楽天ヘビーユーザーでも躊躇する楽天ソーラーのシャープ

続いての見積はシャープ。
これは楽天ソーラーです。
プラチナ会員を誇る楽天ヘビーユーザーとしては、パッケージ化された価格・ワランティサービス・楽天ポイントなど、他社とは一線を画す企画に期待も高い反面、楽天だけに正直ちょっと胡散臭い感じもなきにしもあらず。(個人の感想です)
代理店は日本エコシステムという会社です。

WEBで見積を申し込んでから2週間後に訪問調査でしたが、調査当日折角来てもらったものの生憎の雨で屋根に登れないとのことで、本来は調査後後日正式な見積をもらうところを、その場での概算見積にとどまりました。
それによると、多結晶のモジュールで3.33kwで約123万円、kw単価で約37万円です。
たしかに安い。
が、合理的すぎる部分も見えて、例えば外壁塗装と足場を共有してくれ、なんて融通は効かないだろうなというのが所感だったわけです。



(追記)やっぱりサービス終了↑してます。。。楽天ヘビーユーザーだけに予感的中。楽天は単なる取次プラットフォームだったってことですね。にしても撤退早すぎでは?
平成24年7月のサービス提供開始以降、より多くのお客さまに太陽光パネルを便利に設置いただけるようサービスの向上に努めてまいりましたが、今後の事業展開などを検討した結果、サービス終了という決断に至りました。
いままで当サービスを通じて太陽光パネルをご購入いただいたお客さまをはじめ、当サイトを通じて設置を検討してくださった皆様のご期待に添えられなかったことにお詫びを申し上げると共に、心より御礼を申し上げます。
太陽光発電販売業者の中には、一昔前の光回線販売などの販売代理店から流れてきている会社も多いのだとか。流行りの儲かりそうな事業を転々としてるのかもしれません。

激しく予算オーバーなんですけどの東芝

当初、太陽光発電+外壁塗り替えの予算を200万円くらいで見込んでました。
ざっくり、太陽光130万+外壁70万。もちろん足場は共通で。

んで、東芝の見積ですが、今回唯一の単結晶高出力モジュールでの提案。
群を抜いた4.68kwですが、値段も飛び抜けて高い210万円超と激しく予算オーバー。
シミュレーションによると、年間発電量は4,680kwh/年で、kw単価で約45万円。

決して広くない屋根に高効率のパネルを載っけられるのは魅力的ですが、多結晶を推す楽天ソーラーの言い分「少しくらいの性能の差であれば、価格を安く抑え、『導入時の負担を軽減すると同時に、発電利益によるできるだけ早い導入コストの回収』を優先することがお客様の利益」に洗脳されており(信用してないくせに)、単結晶は難しいかなと思ったわけです。

  

可も不可もなし。特長がわからないノーリツ

最後はノーリツの見積です。
多結晶のモジュールで3.56kwで165万円弱、kw単価で約46万円です。
 シミュレーションによると、年間発電量は3,786kwh/年。



4社を比較すると、
  • 発電量:東芝>ノーリツ>京セラ(シャープは不明)
  • 金額  :東芝>ノーリツ>京セラ>シャープ
  • kw単価:ノーリツ>東芝>京セラ>シャープ
発電量は高い方がよいのですが、金額とkw単価は低い方がよいのです。
なんか当たり前の結果で、いきなり判断するには材料不足。

ただし、シャープは、外壁塗装との足場共有の融通が効かないのではないか、と一方的に判断して検討中止。
残りの3社については、これはまず一次見積と勝手に決めつけ、
①もっとパネルたくさん載らない?
②もっと安くならない?
というお願いをしてみたわけです。

太陽光パネルをノーリツに決めた理由

不戦勝なのに見積で粘ってくれたノーリツ

残った3社、ノーリツ、東芝、京セラに2次見積を依頼したのですが、なんと東芝と京セラは値下げ拒否。。。
人気メーカーは貧乏人は相手にしてくれないようです。

残るノーリツは、販売業者との付き合いもあるのか、粘ってくれて2種類の見積で再提案。
多結晶のモジュールで3.75kwで139万円弱、kw単価で約37万円です。
もうひとつは同じく多結晶のモジュールで3.07kwで123万円弱、kw単価で約40万円。
kw単価でもシャープ並ということで、対応含めて満足し大穴?のノーリツに決定しました。

ノーリツ太陽光パネルも家庭用からは撤退。

(追記)

楽天ソーラー撤退ニュースで選ばなくて良かった的なことを書いてましたが、ノーリツも家庭用からは撤退を決めています。アフターサービスは対応するとのことでひとまず安心ですが。
シャープも一時期撤退の噂が出たりしてましたが、大画面テレビ同様に普及が進む価格になると儲からないってことですかね?

 ノーリツは12月5日、太陽光発電システムの生産・販売を縮小すると発表した。2015年末をめどに家庭用システムの生産・販売を中止する。産業用システムについては継続する。
同社は、2011 年から、家庭用太陽光発電システムの生産・販売に本格的に参入した。主力の温水機器で構築した施工・アフターサービスの体制を強みとしたものの、近年、家庭用システムの販売は施工をメーカーが請け負うケースが少なくなり、同社の強みを生かした販売活動を進めにくくなっていたという。
また、市場価格が同社の想定以上に下落する一方で、急激な円安の影響で太陽光パネルを構成するセル(発電素子)などの仕入れ価格が上昇し、家庭用システムの収益性が大きく低下したという。
ただ、同社では今後も、国内の太陽光発電システムの需要は堅調に推移すると予想しており、施工・アフターサービス体制の強みを生かせる産業用システムについては継続する。また、家庭用システムの生産・販売は終了するが、設置した家庭用システムのアフターサービスには対応していくという。

電力会社のオール電化キャンペーンに変わるもの

かつて太陽光発電といえば、オール電化の一部というのが一般的でした。
↓は震災前元気だったころの東京電力のオール電化キャンペーン、鈴木京香の美しいお母さまCM。


が、昨今の電気代高騰で、今どきオール電化?みたいなことになってしまいました。
10年前は予想できなかったことです。

今回太陽光発電を決めた業者は、最初に行ったガスコンロの展示会の販売業者です。
ガス会社からすると、電力会社のオール電化攻勢が下火となり、太陽光とガスの組み合わせがアピールしやすくなったというわけです。

んで今回のリフォームですが、どっちかっつーと太陽光はオマケだったわけで、最初の目的としては、そろそろ買い替えと考えていたガスコンロと給湯器。
どうせリフォームで金を借りるならということで、この業者で手配できるものはまとめて揃えてしまおうということで、レンジフード(換気扇)、ガスファンヒーター、浴室乾燥機(暖房)を追加発注。
外壁塗装もあわせて大商い?となったわけです。

給湯器・浴室暖房・ガスコンロ・レンジフード・ガスファンヒーターをまとめて交換・手配

ネットの激安業者は手抜き工事に注意。ノーリツ TES熱源機

そろそろ買い替えと考えていたガスコンロと給湯器。ついでに外壁塗装。さらについでに太陽光発電。と、リフォーム規模が大きくなる中で、どうせ住宅ローンを積み増すならってことで、ガス周りの機器も検討してみました。

いまどきの給湯器といえばエコジョーズ。高効率で、ガス代も節約できる風呂釜なわけです。
ネットで検索すると、激安の工事業者がたくさん出てきます。
自分も最初はこういうとこで充分。とか思ってました。

が、ガス会社の販売業者に聞くと、確かに信じられない値段だが、工事も信じられない手抜き工事を実際にたくさん見てきたので気をつけられたし、とのこと。
いくつかの事例を教えてもらいましたが、単なるセールストークには思えないリアリティに、安物買いにはそれなりの理由があることを痛感しました。
嗜好品ならともかく、ライフライン関係は安かろう悪かろうでは困ります。

今回ガスコンロ買い替えでこの業者の展示会を見に行ったのは、古いコンロが具合悪くなって修理に来てもらい、応急処置を無料でやってもらったのがきっかけ。
やはり地元の信頼できる業者が安心です。

んで、給湯器は同じエコジョーズでも暖房機も取り付けられるTES熱源機の方が値引きの関係で安くなるってことで、たまさか浴室暖房も一緒にと考え始めていたのでこれに決定。




浴室暖房やらリモコンやらのセットで値引き込、工事費含みで36万円弱。太陽光パネルと同じノーリツ製です。
風呂釜の寿命は10年くらいらしいのですが、運用コスト節約と壊れてからでは遅いということで、結果的に9年ちょいで交換ということになりました。

後付リモコンはちょっと不便。ノーリツ 浴室暖房/乾燥機

冬場は寒いユニットバス。
シャワーで床や壁面をあたためてからでないと寒くて体が洗えないことから、乾燥機というよりも暖房機を所望しておりました。

当然これもノーリツで揃えましたが、浴室暖房はシンプルで安いものはあまり選択肢もないようで、業者のチョイスをいわれるがまま決定。
浴室内は暑すぎるくらいに温まりますが、今度は非力なセラミックファンヒーターしかない脱衣所との温度差が気になるように。。。
 
工事を伴うので金額は熱源機セット価格に含まれますが、単体では78,750円(値引き前)でありました。

ちなみに暖房機はリモコンで操作しますが、通常イメージの壁付けの設置型リモコンだと思いきや、テレビのようなハンドリモコンでしかもでかい。
使用時には、暖房機の方を向けないといけないのがやや面倒、という難点はあります。

上位機種では、これがあると旦那の帰りが早くなるというベネフィットベースの謳い文句を持つ「ミストサウナ」機能がついたものがあるようですが、贅沢は敵ということでおとなしく廉価版を採用したわけです。

カッコイイけど魚がボロボロになる。ハーマン ビルトインガスコンロ

10年前はIHも検討しましたが、高価であったことと鍋を選ぶってことで断念。
今回は電気代高騰が課題なのでIHはありえずガスでいいんだけど、綺麗で今風のものがよいという細君ご意見で、リンナイと比較しつつ、ハーマンブランドのかっこいいやつを選びました。



ハーマンというのははノーリツグループの会社みたいです。
金額は工事費・下取り込で143,050円。ここからレンジフード同時購入割引きが20,000円が付きました。
値引きも今どきは担当者の権限でエイヤということはなく、予め決まっている値引き条件をうまく組み合わせるということで、公平にかつ適性利益を得るようにできてるみたいです。

使い勝手としては最新機種なので問題はないのですが、両面焼き水無しグリルの特長として、網に魚がくっ付いてボロボロになるというのは避けられないみたい。

OEMが賢い選択。エアプロ レンジフード

要は換気扇。別に壊れてるわけではないので、これは買わなくていいんではないかと思ったが、細君曰くもはや掃除しても綺麗にならないので替えたいのであるとのこと。

これもノーリツかと思ったら、業者のチョイスはエアプロなるメーカーの換気扇。
メーカーの多くは、エアプロのOEMであり、ブランドがない分、値段も安いのだとか。
写真はリンナイブランドですが、エアプロと同じ型番です。
  
ナイスアドバイスということで、これに決定。
値段は工事費込で130,988円。
名よりも実を取ることに賛同したわけです。

買って正解!メリットいっぱい。リンナイ ガスファンヒーター 

ガスファンヒーターはガス管工事を伴うこともあり、一般的には導入のハードルは高いと思います。自分もこれまで選択肢としては全く入ってきませんでした。

今まではエアコンと石油ファンヒーターを組み合わせて使用してましたが、エアコンは電気代がとんでもないことになる割に寒い。
石油ファンヒーターは灯油を買いに行くのが面倒で重くて寒い。
給油も面倒なのでできるだけ使いたくない。しかも最近は灯油も高い。

今回TES熱源機を入れるってことで、ホントは床暖房を採用したかったのですが、簡易なリフォームではどうやっても床に段差ができるため断念。

ということで熱源機とは関係ないけども、選択肢を広げてガスファンヒーターに落ち着いたのですが、意外にもこれが非常に快適で正解でありました。

床暖やエアコンと違い、ファンヒーターなだけにすぐに温まる。しかも石油ファンヒーターよりも断然速く臭わない。
若干大きめのものを採用したので二部屋が余裕であたたまる。
当たり前だけど給油が要らない。
プラズマクラスターはオマケだけど、ひょっとしたら何か役に立ってるかもしれない。
ガス管工事は必要だけど工事費込みで82,540円と床暖よりは安い。

長い目で見た時にガス代と電気代+灯油代でどっちが高いのか比べてみないとわかりませんが、使用の満足度では予想外に高得点な代物だったわけです。


外壁塗装は何で選ぶ?相場や費用は?

外壁塗装業者は価格よりも信頼性で比較?

続いて外壁塗装業者選びです。
住宅ローンの借換え検討のためには、まずリフォームの総額を算出する必要があります。
ということで、外壁塗装も見積をとってみることにしました。
とはいえ、太陽光パネルと違って外壁塗装の場合スペックが明確でないため、何をポイントにしたらよいのかわからぬまま、地元業者の紹介サイトをガン見して見当をつけます。

とりあえずツテも何もないWEBサイトだけの判断で、足場を共通にできるように太陽光もやっているいわゆるリフォーム業者の中から、評判の良さそうなところを1社チョイス。
一応相見積もりは必要だろうということで、もう1社は太陽光で見積をとっている業者(こっちはガス器具販売がメインの業者さん)に外壁塗装ができるか聞いて、できる、ということなので、よし!じゃあそっちも見積をいただこうか、とお願いしてみました。

近所でも外壁を塗り替えたという家はチラホラ見られ、噂では上手い下手は歴然としているようです。
安かろう悪かろうというのもどうもそのとおりらしい。
相見積もりというよりも、信頼出来る業者かどうかを見極める(エラそうだけど)面接だなとかおもったわけです。



信頼性は人柄だけでは判断できない。

WEBでチョイスした業者の見積依頼フォームから依頼を出すと、すぐにメールで連絡があり、現場を見たいので来てくれるとのこと。
非常に控えめな営業マン?がやってきて、外壁の具合やベランダの防水状況などを入念にチェック。
写真もたくさん撮って、非常に好感がもてる感じであります。

ただし、ウチは太陽光はそれほど得意じゃないんですよね、多分高いと思います、とノッケから弱気な発言。
わかりました。なら足場は共通でも、外壁と太陽光は分けた見積もりもいただけますか?と紳士な自分。
売らんかなが全くないところが職人ぽくていいね、と思ったのは最初だけで、そこから待てど暮らせど見積がでてこない。。。

3週間後しびれを切らして連絡すると、太陽光メーカーから見積のダンドリがとれないので先に外壁だけ出します、といったままさらに2週間経過。
えーかげんにせーよと電話すると申し訳なさそうに、これから作ります、と出てきたのがその日の夜中。
消費税UPの駆け込み需要や太陽光人気で忙しいのはわかるが、これではとても頼む気になれんと思ったわけです。

外壁塗装を無料で一括見積もりするならこちら

仕事は丁寧そうだが、対応が遅すぎな業者の見積実例


ちなみに、件の残念な業者の外壁塗装見積概要は以下のとおり。
  • 足場工事:約146,000円
  • 下地調整(高圧洗浄):約35,000円
  • 周辺養生:約35,000円
  • 目地・窓コーキング:約66,000円
  • サイディング下塗り:約116,000円
  • サイディング中塗り・上塗り:約217,000円
  • 軒裏中塗り・上塗り:約25,000円
  • 破風中塗り・上塗り:約34,000円
  • 雨樋中塗り・上塗り:約43,000円
  • シャッターボックス中塗り・上塗り:約6,000円
  • 幕板中塗り・上塗り:約62,000円
  • 水切り中塗り・上塗り:約18,000円
  • その他塗装:約15,000円
合計:約818,000円

我が家の大きさを踏まえた細かい見積で、多分仕事を頼んだら丁寧にやってくれるだろうなあという予感もしましたが、兎に角遅すぎる対応が残念だったわけです。

外壁塗装業者を選んだ理由

残念な業者さんには申し訳ないけれども、目安となる見積もりがわかったところで、もう1社からヒアリング。
上記ほど細かい見積りではなかったものの金額感はほぼほぼ同じ。

この業者は、シャープ以外の3社の太陽光の見積りを依頼した業者(ガス器具販売がメインのリフォーム業者)であるため、外壁塗装工事は再委託になりますが、その再委託先の腕はどうかと聞くと、バカ正直にも決して上手いとまでは言わずまあ普通という答え。
よっぽどひどけりゃやり直させますよ、という当たり前ながらも誠意あるお言葉。

見ず知らずの外壁塗装業者の場合、太陽光と外壁塗装の足場を共用するためのスケジュール調整もアンコントローラブルとなるリスクも想定され、ここは発注を1社に固めて失敗した時のリスクヘッジとするということを決め手に業者を決定しました。

太陽光発電と外壁塗装の同時作業で足場費用を削減できるのか?

足場工事を含む外壁塗装工事の最終見積

外壁塗装業者、太陽光パネルメーカー、同時購入のガス機器も決定し、やっとリフォームの全体費用が算出できます。
決定した業者の最終見積は、
  • 外壁塗装工事 68万円
  • 足場工事 21万円
これに薦められて追加で依頼した
  • ベランダ防水工事 8万円
で合計97万円也。

足場工事は太陽光にも使うので、スケジュール調整や足場の仕様、工事の段取りなどコーディネート含めてのトータル費用と考えれば、件の困った業者の見積よりはちょっと高いものの、概ね想定していた範囲内となりました。

外壁工事は安すぎても高すぎても怪しいし、その真ん中でもそれが価格に見合う内容なのかは素人には判断できません。
2社から見積もりをもらいましたが、正直比較らしい比較もできておらず、状況的に信頼できるかどうか、自分の中で納得できる理由を見つけるしかないような気がします。
その決め手となるのは、ネット上の情報とか仕様の比較や会社の比較ではなく、やはり会っての面談というか話を聞くことかなあとか思ったわけです。

足場工事を含まない太陽光発電システム設置工事の最終見積

多結晶のモジュールで3.75kwで139万円弱、kw単価で約37万円、ということで納得したノーリツですが、 その後屋根の調査をしたところ、雪どめとかの存在で設置可能面積が少なくなり、最終的には3.41kwに減ってしまいました。

金額的には
  •  太陽電池モジュール 2,005,500円
  •  パワーコンディショナー 309,750円
  •  接続ユニット 27,300円
  •  ラック・ケーブル等 448,665円
  •  工事費 299,250円
  •  発電モニター 102,900円
  •  余剰電力計工事 15,750円
合計3,209,115円。
で、ここからの値引きが▲1,870,115円で
最終的には 1,339,000円、kw単価で約39万円です。

kw単価はちょっと上がりましたが、全体コストは下がり、バランス的にも悪くないのではということで、細かいことは言わずに契約に至ったわけです。

太陽光発電と外壁塗装を足場を共用で工事した場合の最終見積

んで、トータル費用としては以下のとおりになりました。
端数は丸めております。
  • 太陽光発電(足場含まず)・・ 134万円
  • 外壁塗装(足場含む)・・・・   97万円
合計231万円。
足場工事が共用となった分、20万円くらい節約できたと思いたい。
そしてその節約したお金で当初考えていなかったガスファンヒーターや浴室暖房が購入できたと思いたい。
コンロや給湯器などのガス機器の金額は
  • ガス給湯器(TES熱源機)・・36万円
  • 浴室乾燥機(浴室暖房)・・・  8万円
  • ビルトインコンロ・・・・・・12万円
  • レンジフード・・・・・・・・13万円
  • ガスファンヒーター・・・・・  8万円
全部足した調整交渉後の合計金額は300万円丁度。
これがリフォーム費用の全貌となるわけで銀行に借りたい費用なのであります。

続編記事です↓住宅ローン借り換え時にリフォーム費用を組み込む(積み増す)ことができる銀行があるということがわかり、住宅ローン金利比較から借り換えを決行、借り入れ銀行のエグい引き止め工作の気まずい修羅場wの一部始終を綴っています。


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