2020-03-15

自作の革製インソールにカービング(彫刻)を施してみた。

2020-03-15
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世間はコロナ禍で騒然としてますが、その一方でなかなか浸透しなかったリモートワークが一挙に進もうとしています。
自宅にいながら仕事ができるということで、もう一日中パジャマ(^^;)みたいな御仁や、すっぴんなのでテレカンも映像はNG(>_<)なんて女性もいたりと、働き方だけでなくビジネスファッション?改革でもあるわけです。
クールビズとかで、カジュアル化しつつあるビジネスファッションですが、リモートワークはこれにさらに拍車をかけることになるのかもしれません。
スーツやネクタイだけでなく、在宅勤務で外に出かけない、歩かないということになると、その影響を受けるのがビジネスシューズ。
今回も工作の話題ですが、以前も一度製作したことがあるビジネスシューズのインソールの話であります。



➡ わずか数百円で革靴の履き心地を極上にする自作レザーインソール

宮城興業 謹製誂靴(きんせいあつらえぐつ)

学生の頃から服が好きで、最近は近くの古着屋さんを定期的にパトロールしたりしてます。
この古着屋さんですが、輸入古着を大量に扱っている古着業者の仕入れ先で、店舗にもなっている倉庫では一般客も購入が可能。目利きさえあれば、メルカリ転売で十分な利益を出せるほどの安値と大量の品ぞろえが魅力だったりします。

そんなパトロールの折に偶然見つけたのが、カスタムメード品と思われるドレッシーな内羽根のストレートチップの革靴。深紅の裏革づかいとイニシャルの刺繍が、オーダー品っぽさを演出してます。状態も良く一目で高級品とわかる革や縫製、ソールのコバに一目ぼれし、足を通してみると、ちょっと甲が高いものの長さはジャストサイズ。普段、靴を中古で調達することは滅多にない自分ですが、これについては買うにしくはないと、速攻戦利品とさせていただいたわけです。

ご立派なシューキーパー付で1万円くらいでした。
只者ではない雰囲気を醸しだす深紅の裏革
美しいコバ面。踵のヘリも少なく状態は良好です。
メーカー名がどこにも記載されておらず、パーツのカタチなどを頼りにWEBで調べたところ、どうやら宮城興業という国内老舗OEMメーカーのカスタムメード靴「謹製誂靴(きんせいあつらえぐつ)」のシリーズであることが判明。おそらく4万円近い代物と思われ、文字通りの掘り出し物に自分を褒めてつかわしたくなりましたw。


一般的にオーダー品か吊るしかにかかわらず、男性革靴(オジサン仕様でないオサレな靴)の履き始め、つまり革が自分の足に馴染んで柔らかくなるまでは、修行か?というような痛みを伴うものです。これを少しでも軽減したいのと、誰かの足にピッタリなのを、自分にピッタリに近づけるために、レザーを使ったインソールいわゆる中敷きを作ることに。


インソールにシェリダンスタイルのカービングを施してみた

前述のとおり、レザーインソールを作るのは2回目、初めて作ったのはもう5年ほど前になります。5年のエイジングでヌメ革は飴色に変化、革が湿気を吸いつつ、足の形にあわせて立体的に変形し、上々の履き心地をキープしています。
今回は、単にサイズ合わせと痛み軽減のためだけでなく、オーダー品に合ったユニーク性の演出として、最近やり始めたレザーカービング(彫刻)を施してみることにしました。

材料は、ヌメ革と、ホームセンターとかで売っているマットなどの滑り止めシート、コルクシートです。
これらを重ねつつ、つま先などは厚みや素材の形を変えることでサイズ調整をします。
工程としては至ってシンプル。まずは、写真のとおり、足型に裁断したヌメ革に、通気用の穴をポンチで開けていきます。

小槌で叩いて穴をあけるので、うるさいと家族から極めて不評。
その後、絵柄をトレーシングペーパーを使って革面に写し、専用のナイフと刻印棒を使い、写真のようにレリーフとして彫っていきます。一応ルール的なものはあるんですが、影や立体感をしっかり出そうとすると、多少の絵心はないと難しい気がします。今回は、あえてディテールまで彫り込まずに、ざっくりな形までの画にしてみました。ちなみにこの画は、カービングの伝統的なシェリダンスタイル様式という、花と茎をモチーフとしたデザインスタイルです。ちょっと民芸品みたいですね(^^;)

絵柄はピンタレストから拝借しましたm(__)m
通常は花の中にも陰影や模様を施しますが今回はこれで完成。
画が完成したところで、滑り止めシートをヌメ革裏全面に貼りクッションとします。この時点で一度試し履きしてみましたが、つま先が圧迫されて痛いので、つま先部分はシートを撤去し、革も漉いて薄く仕上げました。さらに重心がかかる足指付け根部分と踵部分にはコルクシートを貼り、クッション性を高めつつ、甲の高さ調整をしました。ここでも何度も試し履きをしつつ、細かな位置調整を行っており、結果、自分にピッタリの靴が完成するわけです。写真のとおり、インソールとしては既視感の無いものが完成。飲み屋で間違われることもないと思います(^^;)

通気孔に意味があるかどうかは不明。
深紅の内装が隠れてしまいますが、派手過ぎず丁度良いかも。
履き始めて半年以上たちますが、履き心地も上々でなかなか気に入っています。
一度交通会館の千葉スペシャルで磨いてもらいたいと思う今日この頃ですw。

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