安倍首相ドローン宅配3年以内に実現を表明 受け取りはどうするの?

2015年11月6日金曜日

デジタル機器とサービス

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グーグル様の壮大なドローン宅配計画。2017年には商用化ですと。



配送に使う小型無人機「ドローン」を開発している米IT大手グーグルは2日、2017年の商用化を目指していることを明らかにした。ロイター通信などが報じた。
ドローンを使った配送はネット通販大手アマゾン・コムや、小売り大手ウォルマート・ストアーズも商用化を目指しており、開発競争が激しくなっている。
グーグルの担当者によると、米連邦航空局(FAA)とドローン向け管制システムの導入について協議中で、高度500フィート(約152メートル)以下の飛行を想定しているという。
グーグルは米国の一部でネット通販を展開している。ドローンを使った商品の宅配のほか、被災地への救援物資の運搬も目指しているもようだ。米政府はドローン利用のルール策定作業を進めており、12月20日までにドローンの登録制度を始める見込み。(共同)

ドローンというとヘリコプター型のイメージが定着してますが、ウィキペディアによると無人車両や無人航空機、無人船舶、探査衛星など、遠隔操縦機または(半)自律式な機械全般を指す、とのこと。
グーグルのドローンは、下記映像の通り、ヘリコプターとして離陸したあとはオスプレイのように飛行機になって高速移動できるカッコイイ仕様となっています。
荷物は1.5kgまでのようですが、元々は宅配サービスというよりも緊急時の被災地や事故現場に向けた医薬品や修理部品などの配送を目的にしていたのだとか。
であれば荷物の受け渡しはレンジャー部隊のようにロープで荷物を降下↓というのもうなずけます。





安倍晋三首相、負けじと「ドローンで荷物配送、早ければ3年以内」

 政府は5日夕、首相官邸で企業に積極的な投資などを促すための官民対話の会合を開いた。安倍晋三首相は「早ければ3年以内に小型無人機(ドローン)を使った荷物配送を可能にする」と述べ、来夏までに官民の協議会を立ち上げて障害となっている規制を見直す方針を表明した。(NQN)

「技術の進歩が止まってしまったら、世の中の進歩はない!」とこちらは下町ロケットの阿部寛社長のお言葉ですが、たしかに最新技術を積極的に取り入れることで産業や消費を活性化させていくのはよいことです。
しかしネットでは、日本ではムリ!、目にしたものを思いつきでそのまま口にしてるんでは?といった安倍晋三首相への疑いの声も。。。
グーグルのテストはオーストラリアで実施しているようですが、高速移動してロープで落とすのは国土も庭も広大な海外でないとムリじゃね?って話なわけです。


ドローン宅配は日本で可能なのか?

そもそも電線が多く庭もない住宅密集地でレンジャー部隊みたいな宅配が成立するのかという疑問が生まれます。
今回の表明もまずは山間部などからという説明があったようですが、ドローンが進化して法的整備も進んだとして、その受け取りについては人間が空を眺めて待ってる(これはこれで最初は楽しいと思いますが)というのは便利なんだか不便なんだか。。。
ドローン本体やその制御システムの開発ビジネスだけでなく、不在時のオペレーションやセキュリティ面とあわせて受け取りの問題を解決するビジネスが生まれるんでしょうね。
ドローンから荷物を受け取りピンポンを押してハンコをもらう地上部隊派遣ビジネスとかねw。

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