長時間履いても疲れない履き心地も、手入れが大変なクレープソール
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結論としては、右がビフォー、左がアフターで、そこそこキレイになってヨカったという話です。 |
クラークスの定番シューズとしてあまりにも有名なワラビーですが、外人が履いているのを見てカッコイイと憧れ、今は無きリーガルコーポレーションの千住大橋の工場で行われていたファミリーセールで買ったのがもう20数年前。
長時間履いても疲れないというクレープソールを頼って、今日はたくさん歩きそうだなーという日に履いていたのですが、生ゴムでできているクレープソールの特徴なのか、素材が柔らかい分、表面が溶けたようにべたつき、汚れを取り込んで真っ黒になってしまっていたわけです。
誰も人の靴のソールなど見てるとは思えませんが、20年前の靴を小汚くなるまで履き続けてるのもいい大人としていかがなものかと思われ、とはいえスエード部分は汚れておらず機能としては問題なく、捨てるには忍びない。
ファミリーセールでいくらで買ったのか忘れましたが、ソール交換したらおそらく購入価格を間違いなく超えると思われ、それも馬鹿らしい。
てことで、自分で掃除してみることにしました。
クレープソールの決定的な掃除方法は存在しない?
作業前に一応掃除方法を調べてはいますが、クレープソールってのはそういうもんだから、という内容が多く、これできれいになったよ!という決定的なものは見当たりません。
つーか、普通は20年も履かないわけで、もうこれは洗うというよりも削り取るしかないなというのは、見た目で十分想像できたため、ハナからサンドペーパーとガムテープを用意して臨んだわけです。
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掃除前です。ソールのベタつきは、まさにゴミ拾いのために歩いているかのようです。 |
サンドペーパーはかなり粗めのものを使用。ガムテープは紙のクラフトテープを使用しましたがこれが失敗の元でした。
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番手はわかりませんが、とにかく硬くて粗いサンドペーパーと紙のガムテープを使用。 |
クレープソールのべたつき・汚れを自分で落としてみた
サンドペーパーで擦ると、汚れは一応黒く丸まってくるのですが、ポロポロ落ちるどころか、摩擦で生ゴムが溶けてソールにこびりついてしまいます。
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決して簡単な作業ではなく、ここまで来るのに結構な時間をかけてます。 |
まあ、これも想定の範囲内であり、そのためのガムテープということで汚れを一網打尽とばかりソールに貼り付けて、スネ毛抜きよろしくはがしてみると・・・
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汚れがたくさんくっつくようにしっかりと圧着。が、それが仇に・・・ |
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序盤はガムテープが優勢で、それなりに取れていたのだが・・・ |
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終盤は生ゴムの反撃に遭い、ガムテープも汚れの仲間入りに(-_-;) |
この残ったガムテープの除去がまた一苦労で、布のテープを使うべきであったと大後悔。
さらにサンドペーパーと生ゴムの抵抗値は非常に大きく、指にかかる負担と摩擦熱でできたマメによる全治一週間の負傷を伴うことに(T_T)
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機械的刺激によって指に生じた豆粒状の水腫。 |
クレープソールの汚れ落としはサンドペーパーとガムテープで
格闘すること1時間余。どうせまた汚れるのだからと、ある程度のところで見切りをつけて切り上げましたが、冒頭で説明しているとおり、そこそこキレイになったのではないかと思われ、その結果を披露。
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生ゴムとの格闘で散ったガムテープの残骸とともに。 |
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とりあえず、履いていて恥ずかしくないレベルにはなりました。 |
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今一度ビフォーアフターで比較。説明するまでもなく、右がアフターです。 |
ということで、同じ悩みを持たれている方の参考になれば幸いです。
怪我には十分ご注意くださいw。
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➡【安いのに高級感⁉】革と身近な素材でレザーインソールを自作してみた
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