「お弁当どうすれば?」主婦が悲鳴!WHO発表、ソーセージなど加工肉に発がん性。

2015年10月31日土曜日

病気

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悲鳴をあげてる主婦ってのは、毎日子供の弁当にウインナーを入れてる細君のことなのでサンプル数は1ですが。。。



世界中で騒ぎとなっているWHOの発表。
結局、何が対象となっているかというと

加工肉(塩分を加えたり、薫製にしたりした食肉)
  • ベーコン
  • ウインナー
  • ソーセージ
  • ハム
  • コンビーフ
  • ビーフジャーキー
  • サラミ...など
赤身肉
  • ステーキ
  • ローストビーフ...など
摂取量については
  • 加工肉を毎日50グラム摂取すると大腸がんのリスクが18%高まる
  • 赤身肉を毎日100グラム摂取すると大腸がんのリスクが17%高まる
で、どのくらいの発がん性かというと、あくまで分類としてですが
  • 加工肉:喫煙やアスベストやディーゼルエンジンの排ガスと同水準の危険性
  • 赤身肉:広く使用されている除草剤のグリフォセートと同レベルの危険性
なんだとか。。。
食品と排ガス・除草剤を並べるのはちょっと強引。

WHO発表に対する各国の反応

ソーセージといえば、まずはドイツ
シュミット農相は声明で「ブラートブルスト(ドイツのソーセージの総称)を食べることを怖がる必要はない」と述べ「何でもそうだが、重要なのは(摂取)量だ。何かを食べ過ぎたら、いつだって健康には悪い」として、「アスベストやたばこと同じグループに肉を分類すれば、無用な心配を与える」と付け加えた。

オージービーフのオーストラリアは
バーナビー・ジョイス豪農相は公共ラジオで「たばこと比較するべきではないし、明らかにそれによって何もかもがお笑いぐさと化している。ソーセージとたばこを比較するなんて」と批判。「ソーセージを1本食べたら大腸がんで死ぬなどと過剰反応してはならない。なぜなら、食べても死なないからだ。ソーセージだけを食べて暮らしたい人なんていない」と述べた。

発表から1日で肉加工食品の販売が20%近く落ち込んだという韓国では
韓国肉加工協会は「たんぱく質の機能を無視して危険性のみを取り上げたもの」と批判、「韓国国民1人当たりの肉加工品の消費量は年間4.4キロにすぎず、懸念するレベルには及ばない」とした。
ちなみに、この協会発言に対する韓国のネットユーザーの反応
「WHOが正しい。世界の識者はみんなWHO会員だ」
「韓国の役所や協会が言うことは信じられない」
「そもそも韓国で作られた物は信じられない」

また肉好きの中国では怒りが噴出しているとのことで
中国の短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」へのある投稿は、「私たちにウサギのように草を食べろと言うのか」と不満を漏らした。同サイトは嘆きの絵文字であふれた。


肝心の日本ではネット民はこれを無視なんだとか。
「こまけぇこたぁいいんだよ 」
「あれもだめこれもだめってうるせえよ!毎日食ってるわけじゃないし、これからも食うよ!」
「ベーコン・ソーセージに発がん性指摘されてたけど、それを聞いても俺はシャウエッセン断ちを出来ないだろう」


 WHO発表に対する国立がん研究センターのコメント

騒ぎが大きくなっている中、日本の国立がん研究センターから、WHO発表に対する解説と見解が発表されました。
それによると、赤肉、加工肉の摂取が大腸がんのリスクを上げるというのは本当だけど、地域特有の食事摂取状況によっても異なるし、それがどの程度がん死亡の要因となりうるかの数値は、危険性が同じといわれるグループであっても違う(喫煙:100万、加工肉3万4千)ので、ウインナー3本でリスクが高まるとかいうのは目標値としては一概に正しいとは言えない、ということを言ってます。多分。
その上で、
  • 大腸がんの発生に関して、日本人の平均的な摂取の範囲であれば赤肉や加工肉がリスクに与える影響は無いか、あっても、小さいと言えます。
  • 「日本人のためのがん予防法」として、食事要因については「塩蔵品を控えること」「野菜・果物不足にならないこと」「熱い飲食物をとらないこと」を目標に定めています。
  • 赤肉はたんぱく質やビタミンB、鉄、亜鉛など私たちの健康維持にとって有用な成分もたくさん含んでいます。
  • 総合的にみても、今回の評価を受けて極端に量を制限する必要性はないと言えるでしょう。 
と結論づけており、主婦はこれまでどおり毎日弁当にウィンナー入れても大丈夫なようです。



WHOによる火消し声明。「加工肉食べるなとは言ってない」

世界中から批判が殺到したことでWHOが釈明の声明を発表。
 WHO=世界保健機関は29日の声明で、IARC=国際がん研究機関の加工肉に関する報告に多くの問い合わせがあったとした上で、報告は、「発がんのリスクを減らすために加工肉の消費の抑制を推奨したWHOの2002年の報告書を追認したものにすぎず、加工肉を食べることをやめるよう奨めるものではない」と述べました。
また、IARCはWHOが主体となって設立された傘下組織ではあるが、独立したがん研究機関だとし、WHOの食と病気の関係を調べる別の専門家グループが来年の早い時期に、加工肉と、IARCが「発がんに関わる可能性がある」とした肉の赤身について、健康にどのような影響を与えるか調査を開始すると発表しました。
果たしてこれで鎮火するのか、それとも韓国のように多少でも市場に影響が出るのか?
文化的にも産業的にも食べ物についての言及は慎重にやんないと怖いですね。


FYI ウインナーとソーセージの違い

日本ハムによるとウィンナーはソーセージの種類のひとつなんだそうです。
ソーセージは、ひき肉に食塩、香辛料、発色剤などを混ぜ合わせて、ケーシング(皮)に詰めて加熱したものの総称です。ウインナーというのは、正しくは「ウインナーソーセージ」で、ソーセージの種類のひとつです。ソーセージには、ケーシングにより、次のような種類があります。
  • ウインナーソーセージは、羊腸または製品の太さが20mm未満の人工ケーシングに詰めて加工したもの。(羊腸であれば、20mm以上でもウインナーソーセージという)
  • フランクフルトソーセージは、豚腸または製品の太さが20mm以上36mm未満の人工ケーシングに詰めて加工したもの。(豚腸であれば、20mm以下でも36mm以上でもフランクフルトソーセージ)
  • ボロニアソーセージは、牛腸または製品の太さが36mm以上の人工ケーシングに詰めて加工したもの。(牛腸であれば、36mm未満でもボロニアソーセージ)

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