あさが来た平塚はる、平塚らいちょう役大島優子登場　のぶちゃん役吉岡里帆「ゆとりですがなにか」出演 -FYI（4-ur.info）

あさが来たも残りわずか10話余となり、あさロスの不安が高まっている今日このごろ。
巷ではあさが来たのキャストの話題が高まっています。

大島優子・吉岡里帆　朝ドラ出演

NHKドラマの特徴として、主役は若手を抜擢し周りをベテランで固めるというのはありますが、今回の朝ドラでは話題作りとして、大物ゲストキャストをピンポイントで採用しつつ、割と無名な俳優や新人俳優を重要な役どころで起用しその露出量で注目を高めるというPR策が奏功してると思います。

話題作りに貢献した最大の掘り出し物はまぎれもなく五代さまことディーンフジオカといえますが、

➡ あさが来た五代友厚（才助）役　ディーン・フジオカ／藤岡靛はイケメンノマド逆輸入俳優

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➡ ディーン・フジオカ　CM２篇　ダスキン家事シェルジュ　マルトモかつおぶし「プレ節」
最終局面では、前者は平塚明のちの平塚らいてう役大島優子、後者はのぶちゃんこと田村宜役吉岡里帆であります。

平塚明、平塚らいてう　なんて読むの？

それぞれ、ひらつかはる、ひらつからいちょう（平塚雷鳥）、と読みます。
五代友厚公や大隈重信公同様に実在の人物の実名で登場するみたいです。

日本の思想家、評論家、作家、フェミニスト、戦前と戦後に亘る女性解放運動家。戦後は主に反戦･平和運動に参加した。平塚は、特に、大正から昭和にかけ、婦人参政権等、女性の権利獲得に奔走した活動家の一人として知られる。（ウィキペディア）

本人は美人として知られているようで、大島優子のキャスティングにも影響しているとのこと。

制作統括の佐野元彦エグゼクティブ・プロデューサーは、大島の起用理由について「平塚は『元始、女性は太陽であった』という言葉が有名で、きりっとしていて闘う人というイメージがあった。だが、調べるうちに、実際は愛らしい女性であることが分かった。そこで、大島さんが思い浮かんだ」と説明した。

大島優子

平塚らいてう

ドラマでは日の出女子大学校（実際は日本女子大家政学部）に入学し、あさと出会い嫌悪感を示す大島はるですが、実際の平塚らいてうも広岡浅子のことは大嫌い。
浅子に限らず権威を振りかざすものには噛みつくという面倒なお方であったようです。
史実では二人は和解した感じはないようですが、ドラマではどう処理するのでしょうか？

のぶちゃんこと田村宜のモデルは日本女子大4代学長井上秀

次の朝ドラヒロイン候補として注目が高まっている千代役小芝風花のルームメイトのぶちゃんを演じるのは吉岡里帆（よしおかりほ）ちゃん23歳。

BIRTHDAY：1993.1.15
HOMETOWN：京都府
SIZE：158cm
HOBBY：猫と遊ぶ・新派観劇
SPECIALITY：書道・アルトサックス
（事務所HPプロフィール）

グラビアでも活躍するほどのナイスバディでポスト新垣結衣の声もあるとか。
さらに大きな役どころでの朝ドラで再登場も期待できます。

吉岡里帆

ドラマののぶちゃんは、あさと成澤先生を手伝いながら設立した日の出女子大に入学しますが、史実では、浅子の秘書を務めたのちに結婚、長女を出産してから日本女子大に入学したようです。
後に海外留学し、帰国後日本女子大の教授を経て、第4代学長に着任しました。

井上秀

先ず第一に如何に本校の精神的研究的生命を無限に発展せしめ得るかこの事は既に従来迄成瀬先生及び麻生先生が随分御力を加えられた事であります。併し乍らそれが果して我々の中に、こんこんとして尽きぬ生命の泉として進展しているか否かに就ては十分に反省を促される事実であります。又これと共に何人が学問の蘊奥を極め、独特の天才を発揮し得たでありましょうか？この途上にもまだまだ多くの問題が残されていると思います。
（日本女子大ＨＰ歴代学長紹介「校内披露会挨拶より」　1931.11.18）

男女平等を信念とした平塚らいてうから見ても「やり手」なのだそうですが、ホントに勉強が好きな人っているんですね。凡人には信じられません。

個人的な想像ですが、浅子をはじめ、この時代にこれだけの偉業を遂げている女性方というのは尋常でない信念と精神力の持ち主であり、傍目からは確実に妖怪であったものと思われます。
周りはさぞかし大変であったことでしょう。

（追記）
朝がきたキャストの再就職が好調ってことで話題になってるようですが、

あさ＆亀助、榮三郎＆うめ…再共演も！『あさが来た』人気キャラ、春の“再就職”状況